空調設備の種類
空調設備には、さまざまな種類があります。
そのため、設置する場所や用途に合った種類を選ぶことが大切です。
そこで今回は、空調設備の種類と特徴についてご紹介します。
▼空調設備の種類とは
■全空気方式
空気を冷暖房して送風することで、室内の温度や湿度を調整する空調方式です。
外気と室内の空気を混合して処理する混合式と、外気のみを処理する全外気式があります。
全空気方式は室内の空気品質を高められますが、エネルギー消費が大きくなるのが欠点です。
■冷媒方式
冷媒方式は、冷媒と呼ばれる液体や気体を用いて熱交換することで室内の温度を調整します。
冷媒は、圧縮機や膨張弁などの装置によって温度や圧力が変化します。
配管の長さや高低差に制限が少なく、設置場所に柔軟に対応できるのがメリットです。
■全水方式
水を冷暖房して配管することで、室内の温度を調整するのが特徴です。
水は、ボイラーやチラーなどの装置によって温度が変化します。
エネルギー消費が少なく騒音や振動が小さいですが、配管の断熱や凍結防止に注意が必要です。
■空気・水併用方式
空気・水併用方式は、全空気方式と全水方式を組み合わせた空調方式です。
空気は湿度や換気を調整し、水は温度を調整する役割を担います。
エネルギー消費を抑えつつ、室内の快適性を高めることができます。
▼まとめ
空調設備には、全空気方式・冷媒方式・全水方式にくわえ、全空気方式と全水方式を組み合わせた空気・水併用方式があります。
それぞれ仕組みや特徴が異なるため、設置場所や用途に合わせて種類を選択しましょう。
当社では、ビルやオフィスなどの空調設備の点検を行っています。
経験者はもちろん未経験者も求人していますので、興味のある方はぜひご応募ください。
NEW
-
query_builder 2023/06/26
-
熱中症に有効な対策とは
query_builder 2024/12/01 -
働きやすい職場の特徴とは
query_builder 2024/11/02 -
電気工事士にはどのような就職先があるの?
query_builder 2024/10/01 -
転職活動での不安を解消する方法とは?
query_builder 2024/09/03