空調設備の点検を行う頻度

query_builder 2023/10/15
コラム
27

空調設備を安全に使用するためには、点検が欠かせません。
とくに業務用空調は点検が義務付けられているため、適切なタイミングで業者に依頼する必要があります。
では、どのくらいの頻度で点検が必要なのでしょうか。
▼空調設備の点検を行う頻度
■定期点検の場合
定期点検は、空調設備の性能や効率を確保するとともに、故障や事故の予防にも役立ちます。
頻度は空調設備の定格出力によって異なり、定格出力が7.5kW以上の空調設備は3年に1回の点検が必要です。
定格出力とは、空調設備が最大で発揮できる冷暖房能力のことです。
点検では、冷媒漏れや電気回路の異常などをチェックします。
定格出力が50kW以上の空調設備は、1年に1回点検しなければなりません。
この場合は冷媒漏れや電気回路の異常だけでなく、冷却塔や熱交換器などの水質管理や清掃も行います。
■簡易点検の場合
簡易点検は、定期点検とは別に空調設備の使用者が自ら行うことができる点検です。
3か月に1回以上行うことが推奨されており、空調設備の外観や音などを観察して異常がないか確認します。
また、フィルターや吹き出し口などを清掃し、ホコリやカビなどを除去します。
これらの作業は、空気の流れや品質を改善し省エネや健康にも効果的です。
▼まとめ
空調設備は、定期的な点検が義務付けられています。
定格出力が7.5kW以上の空調設備は3年に1回、50kW以上の空調設備は1年に1回の点検が必須です。
また、3か月に1回は簡易点検を行いましょう。
当社では、業務用空調の点検をメインに活動しています。
空調エンジニアや電気工事士の経験がある方を歓迎いたしますので、興味のある方はぜひご応募ください。

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